ロンドンへの道：8月のイーサリアム2.0に向けた次のステップ

イーサリアムネットワークは急速に2.0バージョンへと向かっていきます。アップグレードされた列車はガス価格の引き下げと新しい取引タイプですでに「ベルリン」駅を通過しています。次の目的地としては、イーサリアムネットワークが待ちに待ったEIP-1559のアップグレードを実装している「ロンドン」です。

イーサリアム開発者の一人であるTim Beikoは、ロンドンのハードフォークが起きる時期を発表しました。そのアップグレードはブロック12 965 000にて実装されます。このブロックは8月4日の13:00から17:00 (UTC)の間に見つかります。これを念頭に置くことで、コミュニティが一連の本質的な変更を伴うことができる次のステップの準備ができます。

EIP-1559のアップグレードは、発掘者に与えられる報酬のプロセスを変えると言われており、ネットワークユーザーはブロックに対して提供される最低料金を支払います。次にETHの排出量を減らすために料金が燃やされます。料金は需要に直接依存しているので（需要レベルが低いと料金が高くなりその逆も然り）、言い換えれるとアップグレードはネットワークのデフレにもつながるということです。

一方で、ロンドンのハードフォークはイーサリアム2.0への次のステップにすぎません。2021年末までに実装されるさらなる改善としては、EIP-3198, EIP-3529, EIP- 3541, EIP-3554になります。

機関投資家と専門家たちはその間、イーサリアムがビットコインを追い越すことを期待して2番目に大きなデジタル資産に勝負をかけます。一連のアップグレードによってイーサリアムネットワークが大幅に変更されるため、2.0バージョンは暗号コミュニティの革命になる様子を見せます。

イーサリアムへの関心は再度高まっており、5月20日の24時間取引量は過去最高の934.9億ドル（ETHの時価総額の30.16％）に達しました。