暗号通貨の貸し手であるジェネシスが債権者に30億ドルの借金を負っている。

Financial Times（FT）が引き合いに出した情報筋によると、ジェネシスの親会社であるDigital Currency Group（DCG）は、債権者の返済を支援する資金獲得のため、ポートフォリオのベンチャー資産の一部を売却しようと考えているそうです。ジェネシス社の負債は30億ドル以上。

ジェネシスはすでに今月初め、FTXからの影響に対処するため、およそ30％の人員を削減し、顧客の引き出しを停止させたという。

FT紙によると、約5億ドル相当のベンチャーのポートフォリオを持つDCG社は、外部からの投資を見つけるのに苦労しているといいます。

ジェネシスの債権者たちはこの状況に懸念を示しており、ジェミニの共同設立者であるキャメロン・ウィンクルボス氏は今週、DCGのバリー・シルバートCEOの辞任を要求しています。