ブラジル中央銀行、仮想通貨規制に備える

ブラジルはラテンアメリカの国々の中で最も先進的な国の一つであり、政府もその立場を認識しています。

ブラジル中央銀行は、明確な暗号通貨規制策定に着手しています。同銀行総裁のRobert Campos Neto氏はこの決断を支持し、現地の取引委員会（CVM）と協議することの必要性を強調しました。

「金融市場は根本的な変化を経験しており、新時代を迎えています。規制を強化し、投資家たちが規制された安全な商品にアクセスできるようにしなくてはなりません」とネト氏は今後の変化についてコメントしました。

ブラジル政府は暗号市場の大きな可能性と地域経済にもたらされる新たな機会を理解し、暗号資産市場をリードしたいと考えています。明確な規制は、暗号資産投資家たちや暗号通貨を活用した事業を惹きつけるのに最も有効な手段の一つです。

今年の初めに、ブラジルはBTCベースのETF申請を承認した2番目の国となりました。その後ブラジルはラテンアメリカで初となるイーサリアムベースのETFを承認しました。その傾向は極めて明確です – ブラジル政府は暗号通貨関連企業の活動が容易になるよう強力な法制基盤を構築することを目指しています。

現在、ブラジルは暗号通貨保有者数でラテンアメリカ第2位、暗号通貨ATMの設置台数では同3位の国です。