Binance Invests $12M in Liquidity Provider WOO Network

分散型金融（DeFi）のリクイディティ・プロバイダーのWOO NetworkはBinance Labs社が指導するSeries A+の募金活動において、追加で1,200万ドルを確保したと同取引所の記者会見で発表しました。

Binanceのベンチャーキャピタル部門は、「長期のパートナーシップ」を深めるため、DeFiの取組みで1,200万ドルを投資することを決めたと会見で述べました。Binance Labsの投資部門の局長を務めるビル・チン氏は会見時に以下のように述べました。

「世界最大の仮想通貨取引所として、Binanceはリクイディティ・プラットフォームの存在価値を理解しており、WOO Networkのような業界リーダーに出資して提携することを望んでいます」

WOO Networkは去年、自社のWOOFi Swapサービスをリリースした際にBinance Smart Chain（BSC）にリクイディティの提供を開始し、同サービスはリクイディティ・ネットワークと機関の値付け手法を使って価格の最適化とスリッページを防止します。1,200万ドルは新たな分散型商品の作成を支援するだけではなく、才能取得、調査、開発にも充てられます。

40社以上の機関、取引所、ウォレット、分散型アプリ、取引チームがWOO Networkのリクイディティに依存しています。2021年からBSCネットワークを支持しているDeFiプラットフォームは2019年に発案され、現在は1inch、ParaSwap、Dodo、DYDXなどを含む数多くの有名なネットワークに対してリクイディティを提供しています。