Fidelity enters the Canadian market as a Bitcoin custodian

Fidelity Investmentsがカナダの仮想通貨市場をさらに活性化させる動きがありました。同社は機関投資家向けにビットコインのカストディアン・プラットフォームを運営することに対してIIROC（カナダ投資業規制機構）から承認されました。これを機にFidelityがカナダ国内でビットコインETFを運用できるようになります。

Fidelity Clearing Canadaのスコット・マッケンジー社長はこの動きについて次のように述べました。「デジタルアセットの需要は常に拡大する中、機関投資家はこの類の通貨をアクセスする上で安全かつ規制されたサービスが必要です」

カナダで導入されるカストディアン・プラットフォームは同国市場の業界に変革をもたらすソリューションになりつつあります。今まで現地の規制当局が承認したビットコインETFはすべてアメリカで登録されたカストディアンのもののみでした。

カナダはデジタルアセットに基づいたETFファンドが10種類以上存在するため、仮想通貨において最も積極的な国としてすでに認識されています。Fidelityは実績を残したいという希望を抱き、独自のビットコインETFを運用するためにIIROCに申請しました。

これは国内経済にどんな影響があるのでしょうか？アメリカ政府はどの方向に進むべきか迷う中、カナダは仮想通貨に対して新たなチャンスや可能性があるという認識しており、世界的に仮想通貨の核となる市場を目指しています。